7月10日（水）、本校にて薬物防止講演会が行われました。今年は京都府警察本部の捜査第五課から大槻俊介警部をお招きし、ご講演いただきました。近年、SNSを利用した薬物取引が増加しているとの報道が多く見られます。若年層における薬物乱用が問題視される中、在校生にとって大変貴重な経験となりました。

薬物に手を出すことによって失うものは、金銭、信頼、心身の健康、友人関係、家庭生活、就職、進学、将来の夢、これまでの努力、自由な時間など、一度失ったら取り返しのつかない大切なものばかりです。軽い気持ちで薬物に手を出すことのリスクの大きさを理解することが重要です。

大槻警部のお話によると、10代の薬物使用者の8割が知人からの勧めで軽い気持ちで始めたのがきっかけだということです。薬物乱用から身を守るためのキーワードとして、REALの原則を教えていただきました。

• Refuse（断る）：キッパリと断る。
• Explain（説明する）：自分の意思を相手に伝える。
• Avoid（避ける）：危険な状況や人に近づかない。
• Leave（立ち去る）：危険な場所から立ち去る。

在校生の皆さんには、REALの原則をしっかりと心に刻み、これからの生活をより充実したものにしていってほしいと思います。