京都市右京中央図書館ビブリオバトルで高校２年１組の冨田琳太朗くんが発表した『虚数の情緒』がチャンプ本に選ばれました。

 

令和５年11月５日（日）京都市右京中央図書館において開催されたビブリオバトルに、本校から中学３年の西一葉くんと高校２年の冨田琳太朗くんがチャレンジしてくれました。

バトラーは本校生以外は成人の方で、発表の内容もレベルが高く大激戦となりました。観客からは「投票できるのは一人だけ？」との声が上がるほどでした。

４番目の発表者は西くんで、『成瀬は天下を取りに行く』宮島未奈/著で挑んでくれました。成瀬さんの行動力溢れるチャレンジに勇気を与えられる話、あわせて「膳所」地域への親近感が湧く記載についてなど、力強い発表であったと思います。

５番目の発表者は冨田くんで『虚数の情緒』吉田武/著による発表でした。難しい漢字を駆使しての表現方法、哲学的記載ではなく、知識を的確に一つ一つ積み上げて行く丁寧な著述方法、高等数学に至る世界の奥深さなど、会場を唸らせる発表となりました。

結果、チャンプ本には冨田くんが発表した『虚数の情緒』が選ばれました。