授業内容

授業内容

中学校での学び

全ての学びの基礎になる「豊かな人間力」

中高一貫校の特長を生かした6年間の教育で豊かな人間力を育む取り組みを行っています。自分を知り、自分を大切にする。他者を知り、考え方や生き方の違いを尊重できる人間力はさまざまな学びに共通する基盤になります。
大学の附属校としての強み
< 10年先を見据えた教育 >
中学1年次に「大学訪問」を行い、大学の施設を見学し、教授より直接講義を受けることでアカデミックな内容に触れ、学習する喜びや楽しみ、意義を学ぶことで、将来を考えるきっかけにします。また、これからの学びが社会に必要な学問や技術に結びつくことを実感できる機会でもあります。
高校では高大接続の取り組みとして「高大接続授業」「KSU先輩に聞く」「サイエンス講座」「大学1日授業体験会」などを行っています。
自然の中で体験する
< チャレンジキャンプ >
非日常の体験の中で、物事に本気で取組み、本音で人と関わり、本当の自分を見つけます。個人チャレンジでは、自己の限界に挑戦し、他人との比較ではなく、自分自身を深く見つめる機会を得ます。また、グループチャレンジでは、他人との関わりを通して、協力の意味や集団の中での自分自身の責任、在りたい自分について考えます。どちらのチャレンジも自分自身と向き合い、自分の考えや言動を振り返り、気付くことができます。偏差値でははかれない「非認知能力」を養います。
人間性を育むための学校行事
< 文化祭 >
文化祭は、クラスを単位として学年別にテーマを持って活動します。1年次はクラス合唱に取り組みます。一つの目標に向けて活動することで協働の大切さを学び、仲間作りを行います。2年次は和太鼓や伝統舞踊に挑戦します。本物の伝統に触れることで、日本文化についてしっかりと考え、認識を深めていきます。3年次は一人ひとりが自分の役割を果たすことで、全員で大きなものを創りあげる喜びを得ることを目指し、総合芸術としての演劇に取り組みます。

生涯にわたり役に立つ「本物の学力」

生涯にわたり役立てることができるような本物の学力を身につけます。日々の学校生活では朝の読書やICT機器を活用した多様な学び、長期休暇中には特別授業など、本物の学びを培える環境があります。
「学びの主役は自分たちだ!」
< アクティブラーニング・PBL>
世界が取り組む『SDGs』、日本が目指す『Society 5.0』、──今、時代の転換期において、「探究」と「協働」という力はマストだと言われており、本校でもそのような力を身につけるために、積極的にアクティブラーニングやPBL(Project-Based Learning:課題解決型学習を取り入れています。一例として中学3年次では、校外学習後にグループで京都の旅行パンフレットを作成し、旅行会社の方の前でプレゼンテーションをしました。「学びの主役は自分たちだ!」そう思えたときに、物事を深く探る力と、他者と協力するエネルギーが生まれます。
「発信力」を身につける
< 小論文の取り組み >
本校では、中学1年次と2年次で毎週1時間、小論文の授業を行っています。 ICT(情報通信技術)の「C」はCommunication 、人と人とをつなぐ手段です。今や私たちは情報の受け手であると同時に送り手でもあるのです。これからの社会生活において、情報発信力は不可欠の能力だといえましょう。また、読解力を身につけるという意味合いからも、文章を書く習慣は非常に重要な役割を果たします。本校の小論文指導は「発信力」を身につけることを目標としています。
一人一台のiPadを活用
< ICT教育 >
本校では各教室にみらいスクールステーション、超短焦点プロジェクター、電子黒板を整備しICT機器を活用した教育を進めてきました。2020年度入学生からは入学時にiPadをご購入し、一人一台の端末を所持していただいています。このことにより一斉授業だけでなく、これまで以上に、生徒同士による意見交換や発表を通じてお互いを高めあう協働学習、個々の学力に応じた学びを行う個別学習をサポートすることができるようになりました。

世界を視野に考える「グローバル教育」

本校はグローバルな視野で考え、積極的に行動し、発信する力を育てます。英語教育では「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を伸ばす教育を行い、English Campや朝読書での英語の多読など英語に触れる機会を多く設けています。
新しい時代に対応した
< 英語教育 >
本校では中学3年間で基礎学力に加えて、日常会話ができるようになることを目指したプログラムに取り組んでいます。「聞く」「話す」「読む」「書く」という英語の4技能を伸ばすために、実践的な英語力を身につけるさまざまな取り組みをしています。英検(実用英語技能検定)は毎年、第3回を学校で全員受検としています。中学卒業までに3級合格を基準としていますが、2級を取得する生徒も多数おり、中には準1級合格を目指して頑張っている生徒もいます。
体験を通して視野を広げる
< English Camp >
2年生の夏に3泊4日で長野県の乗鞍高原でEnglish Campを実施しています。スタッフは外国人ばかりで、コミュニケーションは当然英語です。送迎のバスを降りた瞬間から英語の世界が始まります。英語の“授業”があるわけではなく、現地で行う取り組み、食事、アクティビティまですべてにおいて英語でコミュニケーションをとることになります。こうした体験を通して、より実践的な英語力を身につけていきます。
世界規模で考える力をつける
< 国際理解教育 >
3月にオーストラリアのメルボルンで2週間のホームステイ研修を行う予定です。1人1家庭での英語生活を送りながら、現地の高校や大学を訪ね、PBL学習などにも取り組んでいきます。2年次よりオンライン英会話を導入し、英語コミュニケーションスキルを高めます。また、フィリピンのセブ島で1週間の英語集中研修も行う予定です。この研修は親子でも、生徒単独でも参加可能で、マンツーマンレッスンを中心に徹底した英語環境で生活を送り、国際理解を深めていきます。