財務
本校における現状の財政状況は、新校舎建設時の借入金の返済や新校舎の減価償却費の増加等により、2012(平成24)年度以降、基本金組入れ後の収支は、支出超過の状況が続いていますが、今後この借入金の返済が段階的に完済を迎えるとともに、借入れに伴う支払利息支出も減少することから、数年後には、基本金組入後は収支均衡になる見込みです。
しかし、他方では新学習指導要領の施行に伴う、ICT設備の導入を始めとする教育方法の改善のための経費が必要になってきます。
こうしたことを踏まえ、直接教育に係る経費以外の支出を極力抑制しながら、効果的な予算執行に努めるとともに、生徒の計画的な確保、そして、補助金の獲得に努めるなど、積極的な増収策を図ります。
また、収支バランスが安定する時期を迎えれば、将来に向けた基本金への組み入れなど、良好な教育環境が維持できるように、増収策に加えて資金留保の財政施策を行います。
財政基盤の強化
3-1 計画的な生徒の確保による学生生徒等納付金収入の安定化
- 計画的な毎年の入学者数の目標設定
3-2 特色ある教育による補助金獲得
- 補助金の情報収集と積極的な申請
3-3 恒常的経費(固定費)の抑制
- 教職員の予算制度の意識向上
3-4 教育用設備の効率的な維持と更新計画の策定及び必要資金の平準化
- 計画的な機器更新のための資金計画の策定及び資金確保