教員からのメッセージ
Teacher’s Message
中学
保護者の皆様と常に連携をして、生徒達の大きな成長を見守ります
英語科 学習指導部長 藤林 裕晃
思春期である中学時代は、誰もが家族をはじめ友達、先生などさまざまな人達との関わりの中で、人として最も大きく成長する時期です。そういった多感な思春期の真っ只中にいる生徒達を最大限にサポートするために、私達は常に寄り添い良き相談者であることを心がけています。
生徒達が日々の学校生活の中で、学習面だけでなく何かに戸惑ったり悩んだりすることに直面した時、すぐに解決策を教えるのではなく問題を解決するためにどうしたらよいのかを自ら考えその答えを出すように常に促しています。
本校の教育を通して、しっかりとした学力を身につけ、将来の自分なりの夢や目標に向かって前向きに考え行動が取れる生徒達の育成を目指しています。
思春期である中学時代は、誰もが家族をはじめ友達、先生などさまざまな人達との関わりの中で、人として最も大きく成長する時期です。そういった多感な思春期の真っ只中にいる生徒達を最大限にサポートするために、私達は常に寄り添い良き相談者であることを心がけています。
生徒達が日々の学校生活の中で、学習面だけでなく何かに戸惑ったり悩んだりすることに直面した時、すぐに解決策を教えるのではなく問題を解決するためにどうしたらよいのかを自ら考えその答えを出すように常に促しています。
本校の教育を通して、しっかりとした学力を身につけ、将来の自分なりの夢や目標に向かって前向きに考え行動が取れる生徒達の育成を目指しています。
高校
未知の人々とつながるために・・・
国語科 齊藤 裕美
『源氏物語』の蛍の巻に、「(物語とは)世に経る人のありさまの、見るにも飽かず、聞くにもあまることを、後の世にも言ひ伝へさせまほしき節ぶしを、心に籠めがたくて、言ひ置きはじめたる(もの)なり。」とあります。今も昔も、文学は「人々への関心」をもとにして作られているようです。
最近、若者の「活字離れ」や「コミュニケーション能力の低下」が叫ばれています。これは人間への関心の薄さの表れといえるのではないでしょうか。日本語の文章は、ひらがな・カタカナ・漢字(近代以降ではアルファベットも・・・?)を駆使しながら作られます。しかし、その多様な文字で、あえてすべて表現しないところに〝美しさ〟が見出される場合もあるのです。表さないことで表れる〝人々の思い〟まで、日本語の文章は含んでいるといえるでしょう。
「国語」を学ぶとは、私たちが普段使っている言葉や文字の素晴らしさを理解し、正しく活用する力を身につけることだと考えます。そして、その後ろにいる〝人間〟に思いを馳せることだと思います。言葉や文字の力が、未知の世界、未知の人々への第一歩となることを信じて、私たちは学び続けなければならないのです。
『源氏物語』の蛍の巻に、「(物語とは)世に経る人のありさまの、見るにも飽かず、聞くにもあまることを、後の世にも言ひ伝へさせまほしき節ぶしを、心に籠めがたくて、言ひ置きはじめたる(もの)なり。」とあります。今も昔も、文学は「人々への関心」をもとにして作られているようです。
最近、若者の「活字離れ」や「コミュニケーション能力の低下」が叫ばれています。これは人間への関心の薄さの表れといえるのではないでしょうか。日本語の文章は、ひらがな・カタカナ・漢字(近代以降ではアルファベットも・・・?)を駆使しながら作られます。しかし、その多様な文字で、あえてすべて表現しないところに〝美しさ〟が見出される場合もあるのです。表さないことで表れる〝人々の思い〟まで、日本語の文章は含んでいるといえるでしょう。
「国語」を学ぶとは、私たちが普段使っている言葉や文字の素晴らしさを理解し、正しく活用する力を身につけることだと考えます。そして、その後ろにいる〝人間〟に思いを馳せることだと思います。言葉や文字の力が、未知の世界、未知の人々への第一歩となることを信じて、私たちは学び続けなければならないのです。
思考することの重要性を認識し、じっくり考える姿勢を身につけよう
数学科 田中 順治
本校の数学教育では論理的思考力を身につけることを重点目標の1つとして掲げています。数学は、単に公式を覚えて代入するだけや、教科書の例題に記載されている解答と同じ解き方ができるようになることが目的ではありません。その公式はどうやって出来たのか。なぜ、その解法になるのか。そこには必ず理由があり、それを発見するためには、試行錯誤するなかで、生まれてくる発想を論理として組み立てていくことが重要になります。その為には、ただ単に覚えるのではなく、しっかり考える時間を確保し、本質を理解する必要があります。こういった勉強の仕方は一見遠回りに見えるかもしれませんが、様々な問題解決能力を養う重要なプロセスになっています。本校では標準単位数を超える時間を確保しており、色々な課題を経験し、それらについてじっくり考えることで着実に思考力を育てていきます。
本校の数学教育では論理的思考力を身につけることを重点目標の1つとして掲げています。数学は、単に公式を覚えて代入するだけや、教科書の例題に記載されている解答と同じ解き方ができるようになることが目的ではありません。その公式はどうやって出来たのか。なぜ、その解法になるのか。そこには必ず理由があり、それを発見するためには、試行錯誤するなかで、生まれてくる発想を論理として組み立てていくことが重要になります。その為には、ただ単に覚えるのではなく、しっかり考える時間を確保し、本質を理解する必要があります。こういった勉強の仕方は一見遠回りに見えるかもしれませんが、様々な問題解決能力を養う重要なプロセスになっています。本校では標準単位数を超える時間を確保しており、色々な課題を経験し、それらについてじっくり考えることで着実に思考力を育てていきます。
「英語」-それぞれのコースの特徴を活かした、きめ細かい対応を-
英語科 伊藤 隆成
本校では、「読む」「書く」「話す」「聞く」というすべての領域において、基礎からきっちりと学習するというカリキュラムを用意しています。さらに、より実践的な英語力を修得するために、教科書の内容はもちろん、最新の英字新聞の記事やニュース番組の内容などもふんだんに用いながら、大学生や社会人になってからも役立つような指導をしています。
高校2年生に進級し、KSUコース、特進・文理コースにわかれてからは、コースの特徴を活かした英語教育を展開していきます。
KSUコースでは英検やGTEC・TOEICといった検定試験の対策にも力を入れて、英語に対する学習意欲を刺激し、writingやspeakingにも力を入れていきます。
特進・文理コースでは、1年次に身につけた基礎力を大学入試レベルに引き上げるために、日々の小テストや朝テストなどを通して、しっかりとした知識の定着をはかります。高校3年生の直前対策では、各志望校別に合わせたきめの細かい対応をします。
本校では、「読む」「書く」「話す」「聞く」というすべての領域において、基礎からきっちりと学習するというカリキュラムを用意しています。さらに、より実践的な英語力を修得するために、教科書の内容はもちろん、最新の英字新聞の記事やニュース番組の内容などもふんだんに用いながら、大学生や社会人になってからも役立つような指導をしています。
高校2年生に進級し、KSUコース、特進・文理コースにわかれてからは、コースの特徴を活かした英語教育を展開していきます。
KSUコースでは英検やGTEC・TOEICといった検定試験の対策にも力を入れて、英語に対する学習意欲を刺激し、writingやspeakingにも力を入れていきます。
特進・文理コースでは、1年次に身につけた基礎力を大学入試レベルに引き上げるために、日々の小テストや朝テストなどを通して、しっかりとした知識の定着をはかります。高校3年生の直前対策では、各志望校別に合わせたきめの細かい対応をします。
幅広い知識と「人間力」を身に付けるために
理科 西川 洋平
高校理科は物理・化学・生物・地学と4つの科目に分かれ、中学理科よりも専門性が増します。本校では、幅広い視野を持つことができるよう、全コースにおいて物理・化学・生物3科目の基礎科目を必履修科目としています。特進・文理コースでは,国公立大学や難関私立大学合格を目標としたハイレベルな授業を展開し、グループワークや実験などを通して科学的事象に対する考察力も養います。KSUコースでは、それぞれの科目の基本的な内容をしっかりと理解するのはもちろん、実験や大学入試レベルの問題にもチャレンジするなどして、応用力を養うことにも力を入れています。
コースや科目によって内容にそれぞれ特徴がありますが、どのコース・どの科目でも共通していることがあります。それは、熱い信念をもっている少し個性的な教員がそれぞれに工夫を凝らした授業を惜しむことなく生徒の皆さんに提供するということです。さあ、高校理科の楽しさを学びましょう!
高校理科は物理・化学・生物・地学と4つの科目に分かれ、中学理科よりも専門性が増します。本校では、幅広い視野を持つことができるよう、全コースにおいて物理・化学・生物3科目の基礎科目を必履修科目としています。特進・文理コースでは,国公立大学や難関私立大学合格を目標としたハイレベルな授業を展開し、グループワークや実験などを通して科学的事象に対する考察力も養います。KSUコースでは、それぞれの科目の基本的な内容をしっかりと理解するのはもちろん、実験や大学入試レベルの問題にもチャレンジするなどして、応用力を養うことにも力を入れています。
コースや科目によって内容にそれぞれ特徴がありますが、どのコース・どの科目でも共通していることがあります。それは、熱い信念をもっている少し個性的な教員がそれぞれに工夫を凝らした授業を惜しむことなく生徒の皆さんに提供するということです。さあ、高校理科の楽しさを学びましょう!
時空の広がりと空間の広がりを埋めていくおもしろさを知る。そして、その学びを今につなげる
地歴科 山田 亘
歴史はおもしろい。そのおもしろさを伝えたい。そのおもしろさを知った時の感動を伝えたい。今を語るとき、歴史的背景を知って話をするのと、知らずに話をするのとでは大きな違いが生じます。歴史を知って今を生きることが大切であると考えています。
それぞれの時代の政治や経済、外交、文化を学ぶ。国や地域の民族や宗教、自然、風土を学ぶ。時の為政者の視点から、あるいは庶民の視点からその時代を考えてみる。個々の事象に興味・関心を持ち、貪欲に一歩でも深くことを突き詰めることも楽しいことではありますが、ふと立ち止まり、年表や歴史地図を見てその関連を考えたとき、学ぼうとしていた時代が一気に広がりを持って見えてくる。そんな経験をよくします。年表や歴史地図は大パノラマだと思います。自らの発見の感動を伝え、生徒たちに自らの気づきの場を設けて理解に導いていく。本校地歴科教員はそんな教育を目指しています。
歴史はおもしろい。そのおもしろさを伝えたい。そのおもしろさを知った時の感動を伝えたい。今を語るとき、歴史的背景を知って話をするのと、知らずに話をするのとでは大きな違いが生じます。歴史を知って今を生きることが大切であると考えています。
それぞれの時代の政治や経済、外交、文化を学ぶ。国や地域の民族や宗教、自然、風土を学ぶ。時の為政者の視点から、あるいは庶民の視点からその時代を考えてみる。個々の事象に興味・関心を持ち、貪欲に一歩でも深くことを突き詰めることも楽しいことではありますが、ふと立ち止まり、年表や歴史地図を見てその関連を考えたとき、学ぼうとしていた時代が一気に広がりを持って見えてくる。そんな経験をよくします。年表や歴史地図は大パノラマだと思います。自らの発見の感動を伝え、生徒たちに自らの気づきの場を設けて理解に導いていく。本校地歴科教員はそんな教育を目指しています。